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モツ鍋フィーバーより誕生。

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『手下編』感想・ロングバージョンです②

ということで、『手下編』感想パート②です。

でも、マジクフィーバーで盛り上がった前編とは異なり、こちらは比較的短めです(笑)。でも、愛は込めていますので!「わたしの愛したスーパイ」以降です。

【わたしの愛したスーパイ】
・冒頭でスーパイの謎が判明。ホントにスーパイでした。確かにブラックタイガーがライバルでしょうね(笑)。
・まだまだ元気そうなティシティニーと、おっとり美女健在なマリアベル。狙撃が得意なのは、エバーラスティン家の血筋であるのでしょうか。
・締め切りのくだりは、妙に生々しくて笑いました。
・新たな地人種族登場。地人王国という字面も噴いてしまいました。
・あのボルカンも逃げるほどの熱烈(?)キャラのマーリー。出身は王都のはずなのに、ノリがすっかりトトカンタです。

・エバーラスティン家の歴史。クリーオウがオーフェンに嫁いだという噂は、どこから来たのでしょう。魔王の妻が金髪碧眼であることや、エバーラスティンの名前などが原大陸~キエサルヒマと聞こえてきたのでしょうか。
・マーリーの小説の文体と、それに対するツッコミが好きです。
・まさかの《岬の楼閣》の真相。嘘かもしれない、というさじ加減が秋田先生らしいかと。

・マーリーのスーパイ技術。その強さの秘密は、まさかの居候力とは…(笑)。
・そしてさりげないラスト。マリアベルのスーパイ力が楽しめてにやりとします。


【エピローグ】
・フォルテの若かりし頃の回想。大邸宅を購入したティッシにとった態度が、まったくもうリアルです。秋田先生はなぜ、こんなにも生々しい男女の恋愛が描けるのでしょうか。
・子育ての大変さについて、分かりやすい一文で表現されています。
・ティッシにとって、オーフェンもアザリーと同様に許せない、というのは分かる気がします。「家を捨てて出て行った元家族」であり、現在の家族を振り回す形になってしまったのですし。
・美女っぷりを強調されるティッシ。善人である、ということも分かります。
・ベイジット追跡へのやるせなさを噛みしめる夫婦。言っていることは正反対のようで、似た者夫婦なんですよね。

・マヨールとベイジットの私室について、凄く分かりやすかったです。
・イシリーンの将来の義母に対する態度に噴きました(笑)。
・今はもういない、チャイルドマン教室のメンバーへの想い。切なく甘い感傷が、20年の月日を実感しました。
・年相応なフォルテと、鉄壁の美貌を誇るティッシのイラスト。草河先生による40~50代のキャラの描き方は、正直なところ巻によって波が激しかったように感じましたが、さすがのティッシだなと。
・ティッシ特有の「死の絶叫」たる、無意識の魔術暴発が20年以上ぶりだとは。子供の前では絶対にしなかった、というくだりにぐっときました。後悔しても、娘とすれ違っても、ティッシは子供を一生懸命に育ててきたんだと、これだけで分かったので。

・夫婦喧嘩の末の結論。どれだけ言葉を伝えても、それをちゃんと聞く耳がなければ意味がない。このテーマは、『エンハウ』でも繰り返し登場しましたので、秋田先生の大事にしていることでもあるのでしょう。
・ラストの「希望」。このお話が「エピローグ」というタイトルであるのがふさわしい、そんな締めくくりでした。

【あとがき&ドラマCD】
・ドラマCD制作裏話。確かに、これだけのキャストは豪華ですよね…。凄いです。
・秋田先生の悪ノリに爆笑しました(笑)。森久保さんや篠原さんになんてことをさせたんですかー!

・小冊子の草河先生のラフを見ると、構図が凄いなーとか、表情がいいなあとか、ため息ものの感想しかありません。
・シナリオを読むと「物言わぬ楽団員」の表記にじわじわきます。
・シナリオを読みながら聞くと、じゃっかんの違いがあって面白いです。

・ドラマCDは、声優さんは凄いな…としみじみ聴いて思いました。ラチェット/マルカジットの声のトーンの切り替えや、マシューの飄々とした雰囲気の中に滲む真面目さ、エッジの切実さ、ラッツベインのたくましさ、ベイジットの感情の揺れ、マヨールの主役っぷり、イシリーンのイイ女っぷりなど。
・お父さんなオーフェン、お母さんなクリーオウ、師匠なマジクといった大人組もたまらなかったです。カーロッタの得体の知れなさも、さすがです。
・前編後編とともに、構成が上下巻と比較するとけっこう入れ変わっています。でも、音声にしても違和感がなかったのは凄いなと。

・ベイジットが、クリーオウに「なぜオーフェンと結婚したのか」と聴く台詞がちょっと変更されていて、なるほどこういう言い方をするのかと思いました。
・クリーオウとカーロッタの会話は、音声にするとたまりません。
・カーロッタのイエスノークイズ(食べ物の好き嫌いで回答)も、人を食ったようなニュアンスを、こう表現するのかーと思いました。
・予想外のロッテーシャ+ライアンの登場!10数年の時を超えてあの台詞を聞くことができたのは、ちょっと感慨がありました。声自体はイメージ通りでした。
・オーフェンとカーロッタの今生の別れ、マヨールとベイジットの兄妹の会話も、音声になると泣きそうになりました…。
・ティッシ(の幻)の叱責はリアルでした。それを打ち砕くマヨールとベイジットのカタルシスは、やはり名シーンでした。
・師弟まんまのオーフェンとマジクの、気心知れた感も良かった!
・クリーオウ母さんの一言で〆るのは、やはりいいですね。

・キャストの皆さんのコメント。サルア(神奈さん)とのゲットバッカーズ感、エド(松山さん)の役通り(?)の天然コメント、ラッツベイン(竹達さん)のオークリの娘っぷりなどが印象的でした。また、私と同じくアニメから入った方も多く、シンパシーがありました。
・他、色々な方のコメントに「オーフェン」の20年の歴史を感じました。
・そして、主役ふたり、オーフェン(森久保さん)とクリーオウ(飯塚さん)の言葉に泣きそうになりました。感慨深さがありました…。
・個人的に、当時の声優さん+新たな声優さんで、こちらのドラマCDも完走できて嬉しかったです。アニメから入った人間なので、思い入れが美しい形で決着できた幸せがありました。
感想は個人のものだと分かってはいますが、大切な思い出を公の場で大勢から「なかったこと」として否定されるのは、辛いので。

寂しさが残る『扉(下)』から5年後、ひょんなことから「あそこそ」が始まり、BOXが刊行され、新シリーズがスタートし。
「終わった物語」の続きを読めて、なおかつ美しいグランドフィナーレを迎えることができて。この企画のために動いてくださった関係者の皆様には、感謝しかありません。本当にありがとうございました。

とても楽しい夢を見せてくれた7年間でした。幸せでした。
これからも「オーフェン」は私にとって、とても大切な作品です。
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リセ

Author:リセ
『オーフェン』後日談連載がきっかけで誕生。秋田禎信作品の二次創作や感想など。

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