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モツ鍋フィーバーより誕生。

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『女神未来(上)』感想①

女神未来(上)

ということで。下巻発売前に、まだアップしていなかった上巻の感想を。
いよいよか…という気分になりました。

ではでは、続きからどうぞ!


【表紙・カラー口絵・登場人物紹介】
・表紙は初!の、初回版&通常版で縦に繋がる一枚絵です。毎回思いますが、よく草河先生はこんな構図を思いつくなあと感動します。
・そして毎回顔つきが微妙に違うオーフェンとフリフリの五十路カーロッタちゃん、こんなにも大活躍するとは…なシマス。
・オーロラサークルを構えるカッコ良いマヨール、それぞれの立ち位置が分かるイシリーン&三姉妹&ベイジット+ビィブ。
そしてトリミング部分をよく見ると確認できる、クリーオウとスティング。ホント、人口密度が凄いです。
・そして、まさかのマルカジット。都合の良い人工的な救世主が、クリーオウ似という点が、にくい構図だと思います。
・巻を追うごとに、シンプルになっていく人物相関図。それぞれの所属は変わっても、立ち位置は変わっていないんですよね。

【1章】
・ローグタウン近郊での、マシュー&シスタの戦闘シーン。肉体派のマシューと冷静なシスタの対比が良いです。
・戦うのは完璧じゃない方がいい、という理屈は分かるような気も。
・茶化すと思いきや、真面目な想いをシスタへ語るマシュー。このやり取りが好きです。一枚岩ではない組織であっても、同僚を気遣える人はぐっときます。

【2章】
・最終決戦に向けて、作戦を確認するオーフェンとエド。エドおじさんも、だいぶストレートに感情を表すようになり、丸くなったなあと思いました。
・大統領邸、市長、カーロッタといった敵対する陣営への対処。この環境の変化も20年の重みを、改めて感じさせます。
・やるべきことをするだけ、とある意味で楽観的なマジク、エドたちと比べて、懐疑的なオーフェン。この違いは、カーロッタと長年戦ってきたから、相手の性格、切り札があるのだと分かるのでしょう。
・戦う男、マヨールの手助けを考えるオーフェン。良い歳の取り方をしたなと思います。何か、いいおじさん感がありました。
・挿絵でも感じましたが、普段はスレたそぶりをするマジクが、オーフェンの言葉にぽかんとすると、昔と変わってないなーと思いました。
・戦争後、都市の奴隷とならないように開拓村の救済も考えるオーフェン。英雄ではなく、更に魔王と呼ばれそうなことをやろうとするわけですが。
こういう、「自分くらいは守れるからって、ついそれ以上のことを欲張るby奥さん」、背負い込もうとする性格だから苦労もし続ける。でもそれが“オーフェン”なんですよね。

【3章】
・とっさの行動でもラブラブなマヨール&イシリーン。ジド目なラチェット、ヒヨ、サイアンの絵が浮かびます(笑)。
・動きやすい服装のマヨイシはともかく、動きにくそうな制服の3人は、この地下小屋生活は大変だったろうな…。
・かつてクリーオウがかかって辛い思いをした、使い魔症がラチェットを苦しめる。本当に、旧シリーズの設定が、螺旋のように巡ってきていると感じます。

【4章】
・実はあまり多くはない、エッジ視点のターン。言動がきつかったり隙があって甘かったりはするけれど、感情の揺らぎや考えを垣間見ると、やっぱりエッジは真面目な子だなーと感じます。
・ベイジットへの見方、マジクおじさんへの見方。相手を決めつけたりせず、自分の考えを調整するエッジの性格は、“制御”に特化したゆえかなとも思います。
それか、不条理な姉と妹に挟まれた、真ん中っ子ゆえの苦労のためかもしれません(笑)
・色々思うことはあっても、「やるべきことをやるだけ」と決意して行動する。ここにも、想いを託された者がいます。

【5章】
・ベイジットの手助けを跳ね除けるエッジ。こういう意地っ張りな堅いところが、「可愛いbyイシリーン」「損するタイプbyベイジット」なんですよね。
・捨てられた村を進む過程は、クリーオウが荒野を進んで行ったシーンを連想しました。
・母親が作るサンドイッチではないとだめなのだ、という独白が可愛くて好きです。
それに対するラッツベイン&ラチェット(?)のツッコミも。
・流麗な魔王術の詠唱とともに、ありえない都合の良い救世主、マルカジット登場。確かに、旧シリーズで出てきて新シリーズに出てきていないのは、あと合成人間くらいでしたね…。

【6章】
・マルカジットに翻弄されるエッジ。ラッツベインとラチェットの同調術の影響で、突然変異の合成人間が誕生してしまったのは、確かに都合が良すぎます。ましてや、全てを綺麗さっぱりに清算してくれると言い出すのなんて。
・オーフェンが話した、合成人間の三例。父の師匠であるチャイルドマン、エドおじさんの愛した妻であるロッテーシャの名前を忘れても、共闘したアルマゲストの名前は覚えてるのが、何とも。
ただ、前者のふたりについては、詳しく説明しなかったかもしれませんが。

【7章】
・ローグタウンからの脱出を目指すマヨール組。「何者であるのか」というイシリーンのつぶやきに、マヨールが答えたことは、「自分が何者であるのかは、愛する人に求められて初めて分かる」ということかなと。
きっと何者にもなれないお前たちに告げる!ということにならないから、マヨイシは婚約者なんですよね。イシリーンの配偶者と相続人になって差し上げる、という返しもニヤニヤします。
・ふたりのイチャラブに対してのヒヨのツッコミ。挿絵の顔(笑)!
・そんなラブな雰囲気を壊す、ヴァンパイアの襲撃。魔術&体術で撃退できるマヨールは凄いです。

【8章】
・鬼のコンスタンスの部下、ジャニスのターン。派遣警察隊も一枚岩ではない組織、そして同僚や上司の家族への想い。
・かつて互いを苦手にしていた、コギーとサルアの対峙。こちらも20年の変化を感じて切ないです。
・綺麗な清算を誰もが望む大嵐の中、ジャニスはささやかなものを守ることができた。『ベティ』でベワセッチの誇りを守ったフラニーのように、一個人ができる範囲の救済を、秋田先生は大切にしているのだと思います。

【9章】
・マルカジットのナンセンスな問いかけ。いくつか、その当時ツイッタで流行ったネタのような気が。
・自身の完成のため、エッジの術を盗もうとするマルカジット。相打ちを狙って相手を叩き込むシーンは、『終端』のオーフェンvs.エドを彷彿させます。
目的のために捨て身の手段をとるところは、お父さん似だなと思いました。

【10章】
・スティングをからかうベイジット。スティングも根っこは「真面目な魔術士」なので、ベイジットやラチェットのように、自分の価値観では測れない相手が苦手なんだろうなーと思います。まあ、ベイジットの言うとおり、彼女に気がありそうですが。
・未だない、ベイジットとラチェットの末っ子同士の会話ですが、見てみたいです。
似てるところはありますが、考え方が異なったのは、家族の影響なんでしょうね。
・そして唐突の襲撃と切り札を披露したカーロッタ。魔王の敗北がこういう形で表れるとは思いもよりませんでした。

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『オーフェン』後日談連載がきっかけで誕生。秋田禎信作品の二次創作や感想など。

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